シリーズの誕生
Have Some Fun!の第一弾商品<me-mori>〜引っ越しできる柱のキズ〜(木製身長計)を「ただ壁に飾っておくだけではもったいない、普段は子どもの遊び道具になれば」という、ちょっとした遊び心からその裏面に約2mものビー玉転がしの溝を施したことが<SlowP>の始まり。
幼少期に公園の砂場で作った小山にビー玉のコースを作り友達と遊んだビー玉転がしが、強烈に楽しい想い出として記憶に残っており、その時の気持ちを現代の子ども達と共有したい想いでこの商品を企画しました。
傾斜の「Slope」と昔ながらのスローな遊び「Slow Play」の造語により<SlowP>(スロープ)とブランド化しました。現代の子どもの遊びがゲームやスマホなどデジタル中心になっている中での、シンプルでアナログな遊びの重要性を唱えるものです。
感性を刺激し
心を豊かに育む
ビー玉転がしは玉を転がす単純な遊びですが、そのシンプルさの中に創造や工夫の余地が沢山残っているからこそ、子ども達は目を輝かせて飽きずに遊び続けるのでないでしょうか。球体が転がる美しさやゆらぎ、心地よい音は、無意識の中にも感覚に訴え喜びを生んでいるのかもしれないと感じています。
ビー玉の美しさ、とりわけ「色の三原色のビー玉」を使えば、色が混じり合う発見や色彩感覚も養います。また、リズム感あるコミカルなビー玉の動きを目で追うことも脳に刺激を!
自然の木とビー玉が触れ合う音、ビー玉同士がぶつかる音は、創造性あふれる子ども達にとって楽しさあふれる心地良いサウンドなのです。
ビー玉を摘んだり掴んだり、手に溢れんばかりに握ったり、子ども達が大好きなビー玉から脳に「楽しい」が伝わります。また、自然の木に触れることで心に温もりを与えます。
ブラックライトを当てると幻想的な美しい緑色の光を鮮明に放つ蓄光ビー玉。部屋を暗くして遊べば、幻想的な世界をつくり出します。
「Night SlowP」〜光るビー玉イベントとしても大変人気を博しています。
Night SlowP
光るビー玉転がし
専門家の声
小山 裕昭 氏
比株式会社JINZEN
脳波
九州産のヒノキを中心にしたシンプルなデザインのシリーズ。書き込めるスペースが広く、手型や足型、お名前などをレーザー加工で入れることもできます。
九州産のヒノキを中心にしたシンプルなデザインのシリーズ。書き込めるスペースが広く、手型や足型、お名前などをレーザー加工で入れることもできます。 九州産のヒノキを中心にしたシンプルなデザインのシリーズ。書き込めるスペースが広く、手型や足型、お名前などをレーザー加工で入れることもできます。 九州産のヒノキを中心にしたシンプルなデザインのシリーズ。書き込めるスペースが広く、手型や足型、お名前などをレーザー加工で入れることもできます。九州産のヒノキを中心にしたシンプルなデザインのシリーズ。書き込めるスペースが広く、手型や足型、お名前などをレーザー加工で入れることもできます。
松島 暢志 氏
比治山短期大学幼児教育科
微細運動と粗大運動
九州産のヒノキを中心にしたシンプルなデザインのシリーズ。書き込めるスペースが広く、手型や足型、お名前などをレーザー加工で入れることもできます。
大川 ひさこ 氏
おやとこラボ
子どもの脳の発達
九州産のヒノキを中心にしたシンプルなデザインのシリーズ。書き込めるスペースが広く、手型や足型、お名前などをレーザー加工で入れることもできます。
専門家の声
石井 今日子 氏
福岡おもちゃ美術館
自分の指でビー玉をつまみ、レーンに載せる。あとはビー玉がまるで生き物のように動いて道をたどり、枝分かれする。「どちらの道に行くのかな?」と運命の偶然にドキドキし、最終的にゴール地点ではビー玉の高さに視線を合わせるように床にはいつくばって身をかがめ、ゴールに入ってくるビー玉を正面から受け止めようとします。まるで自分の分身がゴールテープを切るのを応援するかのように・・・ 福岡おもちゃ美術館は、Have Some Fun!のオリジナル<SlowP>コーナーを常設しています。これは全国に12館ある姉妹館のなかでもただ一つしかない、自慢のコーナーです。 常設コーナーにはオリジナル「Long SlowP」や「Big Loop」 、ビー玉を3個ずつ取り出すことができるオリジナルのビー玉自販機(?)の3つがあり、3つそれぞれの楽しさもさることながら、「子ども達が夢中で遊ぶ姿」を毎日見ることができます。 その他にも、木玉用の特注「Long SlowP」もあります。 1時間以上も繰り返しビー玉を転がしている子ども。上から、横から、正面から。姿勢を変えてはビー玉を見つめる子ども。ビー玉を握りしめて離せない子どももいれば、つまもうとして何度もビー玉を追いかける子どもも。 こんなに夢中になる理由はどこにあるのでしょう?福岡おもちゃ美術館を運営する特定非営利活動法人芸術と遊び創造協会は、「面白いおもちゃの3要素」として次の3つを挙げています。 サウンド(音の心地よさ) アクション(動きがあること) チェンジ(変化すること) 実は<SlowP>には、この3つすべてが備わっています。 の音の心地よさは意外と気づかない点ですが、ビー玉がスムースに流れる時の音はとても軽やかで気持ちがよくワクワクするものです。レーンが木製なのでビー玉の音が大きくなりすぎないので遊びを妨げず集中を高めます。 の動きの面白さは、<SlowP>の大きな特徴ですね。くねくねとビー玉が走る様子は1個でも複数でもまるで生きているかのような美しい動きで、子どもだけでなく大人もついつい見つめてしまいます。玉のスピードに緩急があって見ていて最後まで飽きません。 の変化することは、<SlowP>を一つの大きなおもちゃと見たときに、ビー玉を置くときの「遊びの始まり」があって、ゴールしてビー玉が止まるときの「遊びの終わり」がある。当たり前のようですが、その変化がはっきりわかることで子どもたちは「もう一回やったら同じことが起こる」「次はこうなる」と予測して、その結果が予測通りであることで「やっぱり、思ったとおりだ」と安堵します。「子どもは繰り返しの天才」と言いますが、何度も何度も繰り返し遊びを楽しみ、「やったぞ!すごい!できた!」という肯定感や自信を味わっているかのように見えます。 また、<SlowP>コーナーで複数の家族が遊びながら交流している場面もよく見かけます。知らない親子同士が<SlowP>で遊んでいるうちに会話を交わし、帰るころにはすっかり仲良くなっている。おもちゃ遊びのコーナーが「子育ての仲間づくりの場」になっていることもとても嬉しいことです。 <SlowP>の作り手、Have Some Fun!のお二人は福岡県春日市在住のクリエイターさん。 福岡おもちゃ美術館は子ども達に地元の材で地元の人が作ったおもちゃや遊びを通して、自分の育った町や育ててくれた人のつながりを大切に思う気持ちを育てたい、と考えています。 その理念に共感してくださったHave Some Fun!は、開館後もメンテナンスやもっとこうしたら楽しくなる、という思いで継続的に足を運んでくださっています。 そんな作り手の思いとつながりのある<SlowP>コーナーにぜひ遊びにいらしてください。 ■グッド・トイに選ばれた「Long SlowP 2m」について 約2mという市販品では類を見ない、長いビー玉転がし。木の温もりを感じながら、大勢が一緒に楽しく遊べます。リズム感と不規則性を兼ね備えた魅惑的なビー玉の動きや心地よい音は、子どもも大人も魅了します。 この「Long SlowP 2m」がグッド・トイに選ばれた理由は、「みんなで遊べる」というポイントです。「みんなで遊べる」というのは、幼稚園や保育園、子ども園などの施設はもちろんですが、世代の違う人同士の多世代コミュニケーションに役に立つ、という意味もあります。核家族化が進み、少子高齢化が進んだ現代では、違う世代同士のつながりが大切になってきています。 「Long SlowP 2m」はデザイン性にも優れ、子どもにとっても大人にとっても違和感なく、多世代交流の現場でも楽しめることでしょう。ビー玉の動きに美しさ、心地よさを感じ、遊びながら会話が増え人と人とのつながりが生まれる、そんな場面に活用していただきたいと思います。
LINE UP
ラインナップ
親子のストーリー
ぜひ、<SlowP>でお子さんと一緒に遊んであげてください。
お子さんも親御さんと一緒に遊んでもらったことをおぼろげながら記憶の片隅に刻まれることでしょう。そして、将来自身が親になって逆の立場で我が子と遊んだ時、きっと当時の自分の姿をシンクロさせながら、こんな風に遊んでもらったんだなぁと感じることができるのではないでしょうか。そして、あらためて大切な「親子の絆」を感じ取ってください。 皆さんのご家族に沢山のエピソードが生まれるといいですね。 ここでは、色々なご家族の「親子のストーリー」をご紹介します。
いつやっても、だれとやっても、なんどやっても飽きないです。とくに、三原色のビー玉を使っているときに感じます。ビー玉によってワクワク感が違うのはどうしてでしょう。
身体障害のあるお子さん。Loopならば、自分で木球を穴に入れることができて、繰り返し繰り返し球の動きと音を楽しんでいます。このおもちゃで遊ぶことが刺激になり、球入れたさに上半身を起こすようになり、しっかり姿勢を保持できるようになりました。どんなリハビリよりもスゴイ! このおもちゃで心揺さぶられ、やりたい気持ちが姿勢保持という効果を生んだように思います。
(千葉県 Nさん)
イベントで利用しますが、シンボル的な存在になれる商品だと思います。遊び方もシンプルなので、すぐに子ども達は遊びに入りやすく滞在時間も長いです。乳児には動きの速さと広い視野が必要となるので難しいですが、幼児以降には大変人気のおもちゃです。 そしてイベントの場合は、みんなが遊びたがるので、子ども達をどう誘導(運営)していくかがいつも悩ましいです。
他の子が転がしたビー玉達を途中で堰き止めてみたくなる子どもがいました。転がしたほうの子は嫌だったと思いますが、一気にビー玉が流れる様子を見て面白いと思ったようで、仲間になり一緒に遊び出すことがありました。
(秋田県 Nさん)
何点か購入させていただきましたが満遍なく遊んでいる印象です。発達障害の子どもたちが飽きずに喜んで何時間も遊んでいるのが印象的でした。
(福岡県 T保育園 様)
子供たちが集まると必ず一番に触り、遊び方を説明しなくても赤ちゃんから小学生でも一緒に遊んでいます。
子供たちが来ると必ずと言って良いほど触る商品です。帰らないと言い出す子供たちや、一緒に遊んでそこでお友達になっていた子供たちもいました。別の場所にご両親がいてもビー玉の音がするから”遊んでるな”と音で確認してる方もいらっしゃいました(笑)
思いも詰まって、とても良い商品なので、子供から孫へ継がれていって欲しい商品だなと思います^^
(大分県 Lホテル様)
こどもたちが良く遊びます。壊れないですし、何より癒されます。
保育所の事務室に置いています。泣いて登所した子ども、友達とけんかした子、ママがいい子等、ちょっと心が傷ついた子がやってきては、この玩具で遊びます。飽きることなく眺めたり、繰り返しビー玉を落としたり。荒っぽく「ガー!ガー!」と忙しく繰り返す子もいれば、静かに木の上をビー玉が滑る音だけが響くような遊び方をする子どももいて、と遊び方は様々ですが、共通してどのお子さんもこの玩具で遊んだ後はとても心が落ち着くようです。印象としては少し自閉傾向にあるお子さんに人気なようで、長時間、食い入るようにビー玉を見つめていることもあります。色々な意味で癒しの玩具です。丁寧に作ってくださりありがとうございます。
(北海道 O保育園様)
形やビー玉の動きが目を引き、多くの子供が楽しそうに遊んでいます。気持ちを落ち着けるための憩いの場としても活躍しています。入園して間もなく、園生活に慣れず泣いている子どもも、この玩具で遊ぶことで気分転換ができて泣き止むことが多いのでとても満足しています。
(福岡県 S幼稚園様)
「すごい木のおもちゃ・面白い木のおもちゃ」でネット検索してこの商品を知りました。
未就園児の方にもわかりやすく好評です。とにかく夢中になられている印象。
(茨城県 U自然観察施設様)
Q&A
よくある質問
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設置方法を教えてください。身長計<me-mori>は、床の上にそのまま置いて壁に立てかける形になりますが、倒れないようにだけ十分ご注意いただく必要がございます。設置方法案につきましてはこちらをご覧ください。 <me-mori>設置方法 ≫
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賃貸なので壁に傷をできるだけつけたくないです。プッシュピンほどの細いピンを使用し賃貸でもクリアできる石膏ボード用のフックによる方法や、「ラブリコ」「ディアウォール」という突っ張り棒のような商品を利用した設置方法をご提案できます。詳しくはこちらの中の「4. 2×4(ツーバイフォー)材専用突っ張りシステムを使う方法」または「5. その他」の中の「ピクチャーレール+ピクチャーレール用ワイヤーを使う方法」ご覧ください。 <me-mori>設置方法のご提案≫
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設置する面に巾木があってまっすぐに設置できません。巾木がある場合での設置の方法案は、こちらをご覧ください。巾木用のカット加工も承っております。 巾木のある場合の<me-mori>設置案 ≫
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手型を入れたいのですが、どのようにやり取りすればいいのですか?手型や足型、名入れをご希望の方は、こちらをご確認ください。 <me-mori>オプション加工について ≫ 贈り物の場合で、手型などのやりとりが贈り先様となる場合は、「目録」をお送りして直接やりとりさせていただくことも可能ですので、ご相談ください。
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裏面にビー玉転がし<SlowP>加工をしたいのですが、どのタイプに入れられるのですか?裏面にビー玉転がし<SlowP>加工を施す場合、「ヒノキ」など柔らかい木材は加工に不向きであるため、比較的硬い木材である、ナチュラル色の「メープル」と薄茶色の「ペンシルシダー」の2種の木材に限らせていただいております。加工できるデザインにつきましては、こちらをご覧ください。 <me-mor&SlowP>ラインアップ ≫
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木材について詳しく教えてください。メインシリーズである「My Original Series」や「Designer's Series」は九州産のヒノキ無垢材を使用しております。「Wooden series」には世界の個性的な木材をお選びいただけます。 天然木を使用しているため、節、ひび割れ、反り、ヤニなどが生じる場合がありますので、あらかじめ特性をご理解ください。※ひどい反りや割れは製作段階で、基本的に除外しますが、どうしても多少の反りやゆがみ、割れがある場合があります。(木の厚みが薄いほど反りやヒビが生じやすくなりますので、専門家への相談・試作を重ねた上、<me-mori>は約25mmのしっかりとした厚みにしております。) 一点一点風合いや色味・大きさが異なります。他に同じものがない、世界にただひとつの一点モノの証です。
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受注生産のようですが、注文してからどれぐらいで届きますか?おそよ1.5〜2ヶ月ほどかかります。時期によってはさらに時間を要してしまう場合もございますので、その際はご注文時にあらかじめお伝えさせていただきます。一方、在庫がある場合など、早めにお届けできる場合もございます。お急ぎの場合はご相談ください。
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プレゼント包装はできますか?ご自宅用にも贈り物用にも、同じ<me-mori>専用ダンボールにてお送りいたします。(イメージはこちらをご覧ください。) 赤い荷紐をハート形になるよう心をこめて結んでおります。段ボール内、エアパッキンの上に簡易熨斗をお付けしたり、メッセージカードをお付けすることもできますので、ご指定ください。詳しくはこちらをご覧ください。 ギフトラッピングについて ≫